藤袴(ふじばかま)覚えました。
平安の昔、この国では水辺に咲く藤袴(ふじばかま)を乾燥させることで、仄かなかほりを懐に忍ばせ香水の代わりしていたそう。繊細で一歩引いたそんな所作があったそうな、なぜか儚く美しいと感じた。
そして懐かしい。記憶の遺伝なのか、いつかの時代に過ごしたことのある気がする刻。センスいい作家さんの表現に触れると同じ表現者として、とても新しい未来を予感させてくれる。
お隣では、切り絵作家の望月めぐみさんのあの世とこの世の狭間を表現された世界が寺院の縁と庭を行き来するようで、なんとも言えない美がありました。それにして、この繊細で緻密な表現にはいつも唸らせられる。凄っ!もちめちゃん!
望月めぐみ http://www.mochime.com










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