里はすっかり秋の色に染まり、日を重ねるごとに増すグラデーションが楽しみでならない。 海の向こうの世界を想像して、ユメの世界があると思っていても、実際はそうではないことも多く。遠くの芝生が青く見えるだけってことはよくある話。
初めは、わ~!と感じることも数日いると慣れてしまう。あぁ~寿司!漬物!味噌汁!食べたいって。人間ってとっても勝手だ、笑。
なにが大事かって「無い」ことにフォーカスするのではなく「在る」ことにフォーカスする視点ができていると、どこに居てもどこに行ってもユメの世界を見つけることができる。
きっとその人の心次第。
ヨーロッパでは歩行者が横断歩道に立った時、90%は車は止まってくれる。だけど日本は同じシチュエーションの時、90%は止まらない。何を急いでいるのだろう。
その止まらない人がどうのこうのではなくて、社会全体のそういった忙しい空気がきっと無意識に皆をそうさせているのか。
「無い」で生きる世界より「在る」で生きる世界の方が何か忙しくなくていいなって単純に思う。
実はモノゴトはすべて中立で白でも黒でもない。それをどう捉えるか、自分というフィルターを通してどう感じるかで、中立だったモノゴトがどっちにでも振れてしまえる。
不満や不安、妬みの世界よりも僕は嬉しさや喜び、ありがとうの世界の方が好きだ。その選択はもちろん自由。
美しい秋がやってきた。
Comments