遥かシルクロードへ 海路は大陸を通じ、陸路は都へと結ばれた。 地球上の文化は「海」から始まったと言われるほど、人は古の昔から大海原に果てしないユメを抱いてきた。事実、海と人々の積み重ねてきた歴史を紐解けば、そこかしこに壮大な物語が息づいている。 "海のある奈良"
生まれ故郷の若狭小浜は今も尚、そんな風に呼ばれている。その"言葉"から海と文化の香りが漂う京都の姿を想像するが、歴史を辿れば、まさに大陸と大和、日本国の原点を結んだ
"海のシルクロード" としての姿が浮かび上がる。
海原にユメを馳せた帆船の帆をつくる日本で最大手の会社が実は人口3万と少しにしか満たない若狭小浜の街にあります。
知られるところでは帆船:日本丸の帆を制作したのはこちらの会社です。小浜市役所近くにある現代の社名は桑田テント株式會社。未来を描き社屋のrenovation計画をこの夏から進めています。来春には竣工予定で冬の間に工事を行います。楽しみ。
「写真館若狭小浜の井田家所蔵の大正時代の写真。若狭小浜湾に浮かぶ帆船たち」より引用
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